登記事件の処理中で情報が取れない|確認先と再請求の進め方
個別の費用や対応を確認したい方は、地域と相談内容から専門家を探せます。
土地や建物の登記情報を請求して「登記事件の処理中」と表示されたら、入力をやり直す前に、表示内容と対象物件を確認してください。登記手続中は情報を取得できないことがあり、別のサービスへ切り替えるだけでは解決しない場合があります。
「登記事件の処理中」は何を意味する?
登記情報提供サービスの公式FAQでは、不動産の情報を請求した際、対象物件や関係する共同担保目録が登記手続中の場合に、このエラーが表示されると説明しています。地図・図面も、請求対象の物件が登記手続中なら取得できない場合があります。エラーだけから、誰がどのような申請をしたのかまでは判断できません。公式FAQ・登記事件の処理中エラー
「該当する物件が見つからない」という表示とは分けて考えます。物件の特定でつまずいているなら、住所と地番・家屋番号の取り違えがないかを確認します。調べ方は地番・家屋番号と住所の違いを参照してください。
窓口へ行けば取れる?
登記情報提供サービスの案内によると、登記手続中のため登記所の窓口で証明書などを発行しない期間は、同サービスでも当該情報を取得できません。「オンラインで失敗したから窓口なら必ず取れる」と考えて出向く前に、管轄の法務局へ確認してください。公式FAQ・取得できる登記情報の時点
なお、閲覧用の登記情報と登記事項証明書は用途が異なります。取得できるようになった後も、提出先に証明書を求められているなら、閲覧情報の印刷物で代用できるとは限りません。登記情報のPDFと証明書の違いで確認できます。
どこへ何を問い合わせる?
公式FAQは、登記の進み具合は事案によって異なるため、管轄の法務局の登記申請処理担当へ問い合わせるよう案内しています。問い合わせ前に、次の情報を控えておくと説明しやすくなります。
- 土地か建物か、所在、地番または家屋番号。
- 利用したサービスと、画面に出たエラーの文言。
- 請求した日時と、必要な情報の種類。
- 自分が依頼した登記なら、依頼先と受付年月日・受付番号など、分かっている情報。
- 証明書や資料を使う予定日。
司法書士や土地家屋調査士に申請を依頼している場合は、依頼先にも進捗を確認します。受付番号が分からないことだけを理由に放置せず、分かる情報を伝えて相談してください。他人の申請内容をすべて教えてもらえるとは限りません。
共同担保目録だけが処理中の場合には例外もある
対象物件自体は登記手続中ではなく、関係する共同担保目録だけが処理中の場合、公式FAQは「所有者事項」や、共同担保目録を「不要」とする「全部事項」など、エラーにならない請求条件を挙げています。条件の詳細は同FAQで確認してください。
ただし、必要な情報を省けば目的を果たせなくなることがあります。売買や融資に向けて担保の情報を調べているなら、エラーを避けるためだけに請求範囲を狭めず、依頼先に必要な資料を確認しましょう。物件自体が処理中の場合にも使える方法ではありません。
具体例:銀行へ提出する日が近い
以下は説明用の仮定例です。相続登記を依頼した土地の証明書を銀行へ提出しようとしたところ、登記手続中と分かったとします。まず申請を依頼した司法書士へ完了の見通しを聞き、銀行には提出日の調整ができるかを相談します。古い証明書が手元にあっても、代わりに受け付けてもらえるかは銀行へ確認してください。
完了日を確認せずに「明日なら取れる」と見込むと、再取得や提出の予定が崩れることがあります。申請の完了確認と、提出先との日程調整を並行して進めることが、ここでの対応です。
完了確認後に再請求する
完了を確認してから、目的に合う資料を再度請求します。取得した情報の対象物件と取得日時も確認してください。登記完了時に受け取る書類はそれぞれ役割が違うため、登記が終わった後に受け取る書類も参照できます。
参考資料
資料確認日:2026年10月21日。登記の進捗と取得可否は管轄の法務局へ、提出資料の条件は提出先へ確認してください。